タロット占いをするとあなたのテーマについての答えが
カードとして出てくるのですが このとき二つの傾向に大きく分かれます。
一つは
望ましい、いいカードが出てきて願いが叶う、目標が達成できるというようなカード。
もう一つは
良くない、妨害するようなカード。でタロット占いはそれをあなたに見せて
いいカードのときはこの調子でやってください
でもこんなことに気をつけてという形になり
悪いカードのときは このままだとまずいです この辺を改善しましょう、
という形のメッセージを送ります。
辻冬馬式タロット占いの場合は
このキーとなるカードを使ってヒーリングをします。
それはこんなやりかたです。
タロット占いでは凶と言われるカードがあります
タロット占いで、これが出たら嫌だなあと思われているカードがあります。
悪魔 死神 塔 月 吊られた男 です
小アルカナにもたくさんありますが、特に剣のスートに多いですが
ここでは大アルカナだけを考えてみます
正位置と逆位置でタロットカードの意味は変わると言われているので・・・
タロットカードは正位置が凶でもそれが逆位置で出ると吉になったりします。
そう紹介されることが多いです
なので悪魔や死神がでてもそれが逆向きで出たら、悪魔からの解放、死神からの解放など
いい意味になります。
(本当は正逆同じ意味でエネルギーの在り方が変わるだけです)
ところが塔のカードは
正位置でも
逆位置でも
よくないことが書かれています
だいたい 今まで築いたものが破壊される
とか
心が破壊されるほどの大きなショックを受けるとか
言われています。
なので塔のカードが最終予想カードや二枚目の鍵となるカードで登場したら
そのテーマは不幸な結末にしかならない
と
思えてしまいます
塔/悪魔/死神のカードは劇薬だけど良薬です
ぼくのタロットは
基本すべてのカードは人を応援します
人を邪魔するタロットはいません
応援の仕方が違うのです
塔のカードは
普通稲妻により塔が破壊され
そこから男女二人が外に投げ出される絵です
つまり
塔の中に閉じこもる
自分の思い込みという塔の中に閉じこもる
変化を嫌う自分がこれまで通りの殻に閉じこもる
そんな自分へ
外側からの稲妻のような破壊力をもった出来事などが
おそいかかり
嫌でも変化をせざるを得なくなる
その結果
自分は新しい境地に嫌でも立つことができて
迷妄が溶けて すがすがしい気持ちで旅を再開することができる
大アルカナの旅の行程では
塔のあとは星です 塔の破壊のあとには希望の星が登場し
そのあとに太陽や世界の完成が待っているのです
だから
塔は必要なのです。塔が出たら自分の世界の完成に向けて最後の殻が破壊されることになる
そう思ってください
もちろん劇薬として変化が訪れるから苦しかったりきつかったりするので
もし塔の変化をもっとソフトランディングで行いたかったら
そこで出ている他のカードの教えにも耳を傾けるといいでしょう
人生には何度か劇薬が必要なときがあります
人生は順風満帆というわけにはいきません。
必ず波風が立ちます。
だからこそ占いを求める方もいます
多くは占いで明るい未来の予言を聞いて
ほっとしたいという気持ちを求めるケースが多いですが
本当のメッセージに耳を傾け
それを人生に生かすことができれば
気晴らしの占い遊びではなく
人生の旅の友となるタロットカードが見つかります
良いカード 悪いカードの取り扱いかた
タロットで出てきたカードに対する取扱い事例です
①いいカードが出た。恋が成就する。
その印は太陽のカードとして出ている
そしたらその太陽のカードを取り出して
手をあてて 一定の儀式のもとに念じます
「わたしの願いは太陽の光となって私を包む」
②悪いカードがでた 悪魔のカードが行動を妨害する
手をあてて悪魔のカードに念じます
「私の願いを邪魔するのは私の心の悪魔が作る運命の暗転
心の悪魔を消し去ります」
③もっと複雑な時たとえば潜在意識のカードが力のカードでそれがひっくり返っていてそのためにあとからのカードが悪くなっているとき「力のカードよ。正しく力を使います」
まとめ タロットの仕組みを使ってヒーリング
ポイントとなるカードにフォーカスして それを最新再生させる
ことで
タロットの結果とあなたの心をシンクロさせます。
カード本来の力をぼくがあなたにつなげるということです。
あなたが解決したいテーマを
あなたの意識とぼくの意識が共同でタロットを通して働きかけ物事を良き軌道に乗せるのです
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